第七课整理(1-形式段落)

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第七課 ミロのヴィーナス

清岡卓行

◎背景知識の確認

一、ミロのヴィーナスの写真などを見ること

二、写真などを利用して西欧の彫刻美術品の基本知識を確認すること 三、清岡卓行の作品の特徴を調べ、本文とあわせて理解すること

◎形式段落の読解



第一形式段落

○Ｐ33・Ｌ3 僕は、ふと不思議な思いにとらわれたことがある ・「僕」がとらえわれた「不思議な思い」は何か

第二形式段落

○Ｐ33・Ｌ6 パロス産の大理石でできている彼女は、

・ミロのヴィーナスを「彼女」と表現することから分かる作者のヴィーナスへの思いは何か ○Ｐ33・Ｌ7 フランス人に買い取られて、パリのルーブル美術館に運ばれた ・「買い取られて」、「運ばれた」に受身が使われている理由 ○Ｐ33・Ｌ9 生臭い秘密の場所にうまく忘れてきた ・①「生臭い」は、どいうことをたとえているか。

・②「うまく忘れてきた」ことによってヴィーナスの評価はどうなったか。

○Ｐ33・Ｌ11 国境を渡って行くために、そしてまた、よりよく時代を超えて行くために ・「国境を渡る」「時代を超える」は、どういうことをたとえているか。 ○Ｐ33・Ｌ12 特殊から普遍

・「特殊」「普遍」は、ここでは具体的にどういうことをたとえているか。 ○Ｐ33・Ｌ12 巧まざる跳躍

・「巧まざる」はどういう意味か。

また、Ｌ12～13のどの語句と同じ意味で使われているか

○Ｐ33・Ｌ12～13 部分的な具象の放棄による、ある全体性への偶然の肉薄 ・①「部分的な具象の放棄」は、具体的にどういうことを指しているか。 ・②「ある全体性」の「全体性」は、具体的にどういうことを指しているか

・③「ある全体性への偶然の肉薄」の「偶然」は、どういうことが「偶然」なのか。

第三形式段落

○Ｐ33・Ｌ14 僕はここで逆説を弄しようとしているのではない

・第一、二形式段落をもとに、ミロのヴィーナスで言えばどこが、何が逆説なのか。 ○Ｐ33・Ｌ15 ミロのヴィーナスは、言うまでもなく、高雅と豊満の驚くべき合致 ・なぜ、高雅と豊満の合致が驚くべきことであるのか。 ○Ｐ34・Ｌ5 生命の多様な可能性の夢

・①同じ段落内で、この句と同じ内容の句を抜き出す。

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・②具体的にどのようなことを言っているか、説明しなさい。 ○Ｐ34・Ｌ9 なんという全体性への羽搏きであるあることだろう ・ここでいう「全体性への羽搏き」を具体的に説明しなさい。 ○Ｐ34・Ｌ10～Ｌ11

そこに具体的な二本の腕が復活することをひそかに恐れるにちがいない ・なぜ恐れるのか、その理由を述べなさい。

第四形式段落

○Ｐ34・Ｌ17 僕の困惑は勝手なものであることだろう ・「僕の困惑」は、ここでは具体的に何のことか。

○Ｐ34・Ｌ19～Ｌ20 表現における量の変化ではなくて、質の変化であるからだ ・①「量」は、具体的に何のことを言っているか。 ・②「質」は、具体的に何のことを言っているか。 ○Ｐ34・Ｌ21

対象への愛と呼んでいい感動が、どうして他の対象へさかのぼったりすることが ・①「対象」、「他の対象」は、具体的に何を指しているか。

・②作者は、なぜ「対象への愛」を抱いているのか。その理由を同じ形式段落から抜き出す。

第五形式段落

○Ｐ35・Ｌ7～Ｌ9 僕は、そうした関係……恐ろしくむなしい気持ちにおそわれる

・「僕」が「むなしい気持ちにおそわれる」理由を同じ形式段落の語句を使ってまとめる ○Ｐ35・Ｌ11～12 僕は一種の怒りをもって、その真の原型を否認したいと思うだろう ・「僕」がこのように思う理由

第六形式段落

○Ｐ35・Ｌ18 そこには、生命の変幻自在な輝きなど、たぶん

・ミロのヴィーナスには、どうして「生命の変幻自在な輝き」があるのか。

第七形式段落

○Ｐ36・Ｌ14 不思議なアイロニーを呈示する

・同じ第七形式段落の中から、このことを具体的に表現している部分を抜き出す。

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