赏味期限

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賞味期限



「場面」家庭。朝食を食べている。 「登場人物」父、母、姉、弟。

姉：あれ、この牛乳、賞味期限、切れてる。捨てちゃおう。

父：ちょっと待て。そのう、「賞味期限」だっけ？いったい、いつまでなんだ？

姉：昨日まで。

父：昨日までだって？一日ぐらいなら大丈夫だろう。

姉：だって、賞味期限は昨日までなんだもん。もう飲めっこないよ。

母：そうなの？ちょっとにおいをかいでごらん。

姉：ええ？においをかぐなんて、そんなの、嫌だよ！

弟：じゃ、僕、かいでみる。…别に臭くないよ。

母：ほらごらん。まだ大丈夫よ。

姉：でも、もし、おなかこわしたりしたら、どうするのよ。

父：父さんなんて、もう飲んじゃったけど、别になんともないぞ。

姉：お父さんはきっと…普通の人より胃袋が丈夫なんだよ。

母：いい加減になさい。お父さんにそんなこというもんじゃないわよ。この際だからはっ

きり言うけど、 賞味期限なんと、一種の目安でしょう。賞味期限を一日過ぎたからといっと、もう腐っといるなんとことはないはずよ。

姉：でも、私、今、期末試験飲まっ最なのも。まし、具合が悪くなって、勉強できなくて、

単位とれなくなったら、お母さんのせいだからね。

弟：じゃあ、お姉ちゃんは飲むことないよ。僕が全部飲んじゃうから。

父：本当に、お前は行儀がよいとうぺきか、潔癖主義というペきか。そんなデジタル的な

発想じゃ、世の中渡っていけないぞ。これから社会に出たらどうなるんだろうなあ。

母：本当にどうなることか、親としては心配ね。

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